KINEMASTERを使用し、撮影した動画に対する基本的な編集方法をご紹介します。
第3回では、音声入れ替え方法(後編)について説明します。
第1回、第2回で作成したプロジェクを元に、音声入れ替えを説明していきます。
【参考】
本説明で使用する KINEMASTER のバージョンは、下記の通りです。
4.2.6.10136.GP 2018/01/08 版
説明用のスマホは下記の機種となります。
AQUOS SERIE mini SHV38(Android)
ここで説明する手順は、私がパソコンで動画の音声入れ替えを行う際、実施している手順になります。ややこしいと思いますが、これ以上簡単な方法は分からないのでごめんなさい。m(_ _)m
操作の概要ですが、「動画の音声から特徴のある箇所を見つけ出し、動画とオーディオファイルの音声が一致する様オーディオファイルを移動する」、となります。
1.オーディオファイルの音声をOffにする
まず最初に、動画から特徴のある個所を見つけ出します。
オーディオファイルの音声が邪魔になるので、オーディオファイルの音声をOffにします。
2.動画を再生し、特徴のある音で動画を停止する
ゲーセンで撮影した動画は、ノイズが多く、聞き取りにくいものですが、「ここなら分かる!」というポイントを見つけ出します。例えば、Aメロ/Bメロ/サビの最初など。
その位置で動画を停止します。
例では、「無双」のイントロ中盤で停止しています。
ここでは、動画の "00:00:14.5" が特徴点の位置となっています。
3.動画を停止した位置にタグを設定する
特徴のある場所を忘れない様、タグを打っておきます。
4.動画の音声をOffにする
続いて、オーディオファイルから特徴のある音を探し出します。
動画の音声が邪魔になるので、動画の音声をOffにします。
5.オーディオファイルの音声をOnにする
オーディオファイルから特徴のある音を探し出すため、オーディオファイルの音声をOnにします。
6.オーディオファイルを再生し、2.の位置で停止する
オーディオファイルの音声から、特徴のある個所を探し出し、停止します。
2.で、動画の "00:00:14.5" と同じ音声を探した結果、オーディオファイルでは "00:00:20.7" となり、"00:00:06.2" ズレている事が分かります。
7.オーディファイルの左側をトリミングする
オーディオファイルと動画の音声を一致させるため、オーディオファイルを左右に移動する必要があるのですが、オーディオファイルが長いと邪魔になるので、ここで一旦左側を削除します。(後で復活させます)
8.オーディオファイルの先頭を2.の位置に移動する
オーディオファイルを2.のタグの位置に移動します。
9.動画の音声をOnにする
動画とオーディファイルの音声がずれてないかチェックするため、動画の音声をOnにします。
10.動画を再生し、音ズレをチェックする
動画を再生し、音ズレをチェックします。ズレている場合、オーディファイルを左右に動かし、ズレを無くして行きます。
音ズレを完璧に無くすことは難しいと思いますので、納得できるまで調整します。
11.オーディオファイルをトリミング部分を復活する
7.でトリミングしたオーディオファイルを復活させます。
12.動画の音声をOffにする
最後に、動画の音声をOffにして完成です。お疲れ様でした!
以上が、僕がやっている「音声入れ替え」手順になります。
改めてみると、音声をOff/Onしまくってややこしいイメージがあると思いますが、結果的にこの方法が一番早くて確実だと思います。
興味のある方は、是非お試しください。
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